通信販売の購入層

通信販売は、かつては専業主婦など自宅にいることの多い女性が多く利用するものという意識がありました。ですが、ここ10年以内にこの傾向は大きく様変わりし、販売購入層に大変動が起きています。日本通信販売協会(JADMA)の調査によれば、通販を利用したことがある人の割合を調べてみた結果、すべての年代の総計で女性の約7割、男性の約5割が通信販売で商品を購入したことがあると返答しています。
割合だけ見ると「やっぱり女性の方がたくさん通信販売を利用しているじゃないか」と思うかもしれません。ですが、女性の通信販売を利用する割合がこれまでの数字とそれほど大きな変化がなかったのに対し、それまでほとんど全く通信販売を利用したことがなかったという男性が、ここ数年で急激に増えてきているという点は見逃すことができません。男性の利用率が大きく伸びたという背景には、インターネットショッピングの普及が大きな役割を占めているのではないかと言われています。
また、年代別に利用者層をみていくと、男女とも30~39歳が最も多く利用していることがわかります。男性はすべての年代において利用率が上がっていますが、特に30~39歳層と、50~59歳層において大きな伸び率を示しています。女性においても高齢層の伸びは大きく、70歳以上の女性では、前年よりも飛躍的にアップしてきているという数字も出ています。
以前までは高齢者こそ通信販売を避けがち層とされてきましたが、全く逆転が起きているといえます。